2013年11月29日金曜日

書評:坂口恭平 著「思考都市」

今日は坂口恭平氏の「思考都市」を紹介したい。



思考都市 坂口恭平 Drawings 1999-2012

著者は「独立国家のつくりかた」「0円ハウス 0円生活」「ゼロから始める都市型狩猟採集生活」等の本を出版されている。ぼくが彼を知ったのは「独立国家のつくりかた」が出版された後である。




内容
 
 Drawing1999-2012となっているが、彼の幼少期のドローイングも数点著書の中では紹介されている。興味深いのは様々なホームレスの人をドローイングした作品である。卒業論文で多摩川、隅田川、新宿を調査した内容である。「0円ハウス」はこういったところから生まれたのであろうか。詳細なドローイングがされていて興味深い。


感想

 ぼくはアートや建築についての知識は全くないので分からない部分の方が多かった。しかし、彼のこれまでの活動が網羅されており、坂口恭平さんを知るにはいい本だ。
 人によって「アート」の部分であったり、「東京ハウス」の部分であったり興味を持つ所は異なるだろう。坂口恭平さんの魅力的な一面を触れる作品集であり、彼のことを深く知るには良い著作である。






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byunger


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