「あまちゃん」無断投稿で逮捕
NHKの朝の連続ドラマ「あまちゃん」などを無断でインターネット上の動画投稿サイトに投稿し、利益を得ていたとして、宮城県に住む無職の41歳の男が著作権法違反の疑いで警察に逮捕されました。逮捕されたのは宮城県美里町の無職、菊地達也容疑者(41)です。菊地容疑者は、ことし5月下旬から6月中旬ころにかけて、NHK連続テレビ小説「あまちゃん」などのテレビドラマを著作権者の許可を得ずに動画投稿サイトの『FC2動画』にインターネットを通じて投稿し、不特定多数の人が見られる状態にしたとして著作権法違反の疑いが持たれています。
アップロードした人は罪に問われるのは当然だろう。しかし、悪名高いFC2動画は何の処罰もないのだ。2013年2月20日にこんな記事が出たのを覚えているだろうか?
“無法地帯”FC2に情報開示命令 民訴法改正後初の事例か
弁護士法人港国際グループは2月20日、FC2ブログ・FC2動画などを運営する米FC2.Inc社(以下、FC2)に対し、ブログ投稿者の情報開示を求める仮処分命令が下ったと発表した。FC2側はすでに当該ブログの情報開示に応じている。
これはFC2にダメージを与えるのか?と思っていたが、FC2ユーザーが捕まったのは初めてではないのだ。
FC2動画に映画ファイル違法アップロードで5人目の逮捕
日本国際映画著作権協会(JIMCA)は、埼玉県警察本部サイバー犯罪対策課と大宮警察署が10月8日に、米国映画協会に加盟する大手映画会社の作品の映画ファイルを動画投稿サイト「FC2動画」に違法にアップロードした著作権法違反容疑で、福岡市の50歳の男性を逮捕したことを発表した。
埼玉県警サイバー犯罪対策課が「FC2動画」への洋画作品の違法投稿者を逮捕するのは、3月の岐阜県多治見市の男性(45歳)、4月の奈良市の男性(45歳)、5月の沖縄市の男性(45歳)、7月の札幌市の男性(45歳)に引き続き5件目。これら5名の男性はいずれもJIMCAの調査によって判明した悪質な違法アップロード者であるとのこと。ここまで逮捕者を出しているFC2動画だが、投稿して実際に儲かるのか?
動画違法投稿疑い 福岡の男テレビドラマなど投稿で逮捕
埼玉県警サイバー犯罪対策課は8日、著作権法違反(公衆送信権の侵害)の疑いで、福岡市博多区吉塚1丁目、自称アルバイト川下伸悟容疑者(51)を逮捕した。
逮捕容疑は昨年6~7月、テレビドラマや映画計3作品をインターネット動画投稿サイト「FC2動画」に投稿し、著作権を侵害した疑い。
同課によると、サイトは、動画の閲覧者が有料会員になると投稿者に換金可能なポイントがたまる仕組み。同容疑者はドラマなど約5千本を投稿したと供述しているといい、ポイントを換金して少なくとも約60万円を得ていたとみられる。
この記事によると5千本投稿して、約60万円の利益を得ていたということだ。他の記事もあさって見たら同じことをネタにしているブログがあった。
FC2動画でまた新たな逮捕者 ~違法アップロードは儲かるのか~
今回の逮捕者は少なくとも去年の6月~7月から60万円を稼いだ。去年の6月から違法アップロードを始めたと仮定して、逮捕までの15ヶ月で5000本の動画で約60万円。一方、前回の逮捕者は三年間(36ヶ月)で700本で約20万円だった。前者の稼ぎを15ヶ月で割ると一ヶ月あたり40000円。後者は5555円になる。約7倍の稼ぎだが、動画投稿本数も約7倍であることからなんらかの目安を見つけることができるかもしれない。
前者の1ヶ月あたりの報酬40000円を投稿数5000本で割ると1本あたり8円。後者は7.9円になる。
つまりFC2動画におけるテレビ番組・映画の違法アップロードで得られる収入の目安は動画1本8円なのだ。
この記事によると、1本あたりは約8円ということになる。全く、労力の割に儲からない話だ。罪を犯してまでもやることではない。
ではFC2自身はどうなのだろうか?
FC2が法廷で裁かれる!Xデイの陪審員裁判は2014年3月4日、原告はあのカリビアンコム
2013年3月14日、カリフォルニア中央地区連邦地方裁判所に複数の訴状が提出されていた。被告はFC2社、原告はカリビアンコムの運営母体とされるDreamroom Productions社である。日本の成人男性には馴染みの深い2社が太平洋の向こう側で法廷闘争を繰り広げているというのだから非常に興味深い。これだけ知名度のある2社が裁判沙汰になっているのにマスコミが取り上げないのには何かワケがあるのだろうか。この裁判のこれまでの経過は以下の通り。2013年3月14日 Dreamroom ProductionsがFC2を著作権侵害で提訴
2013年4月25日 FC2に呼出状及び訴状が送達される(答弁書の提出期限5月8日)
2013年5月06日 FC2は返答書の提出期限の延長を要求
2013年5月09日 返答書の提出期限が6月2日までに延期される
2013年6月02日 FC2は訴状に対する返答書を提出
2013年6月02日 FC2は陪審裁判の要求を申し立てる
2013年7月02日 陪審裁判の日程が2014年3月4日午前8時30分(kbr)に設定
他にも
FC2,Incに対する訴訟提起に関するお知らせ
このような記事もあるようだ。訴訟原告は7社もあるそうだ。訴訟大国でFC2は生き残れるのだろうか?訴訟裁判自体は長引きそうだが、今後の動向を見守りたい。ただ、FC2が潰れても中国や発展途上国にはたくさんの違法サイトが存在する。FC2は日本からのアクセスの収益が高いというだけで、著作権問題とネットをめぐる問題は解決することは難しいだろう。
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byunger
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